かたつむり会報

事務局には、全国から会報が届きます。あいちLD親の会「かたつむり」(設立1982年10月‼35年⁉正会員150名‼)第220号に私たちが今感心ある内容なので紹介します。(一部ですが・・・)

 親なき後を考える「巣立ちの会」が始まりました。"親なき後"と言った場合、現在親が子供の面倒見ている、世話をしている事柄をどうするのかといったことが浮かんできます。でも問題はそれだけでは無く広くあり実に多くに課題が想定されます。

●親亡き後の子どもの日常生活・家事、健康管理、近所づきあいなど

●収入は足りるか、家計管理、資産管理など

●仕事●日々の話し相手、レクリエーションなどの楽しみやストレス解消、ファッション

●困った時の相談、緊急時のヘルプ先●住む場所も重要です。他にも色々。

個々に子どもの状況、家庭の状況などで課題や重要度、必要度など違ってきます。そして"親亡き後"とは文字通り亡くなる後では限りません。一般的には親自身が病気や介護状態となる可能性が高くあります。女性の場合に平均寿命と健康寿命の差が12年以上あります。健康状態でなくなった時に例えば介護をどうするのかなど考える必要があります。本人の意思を無視した決めつけは避けたいものです。(○○は無理やこれしかないなど)

「自立とは依存先を増やすこと」大切なことは、この課題を親子や家族だけのこととしないことだと思います。親以外にたくさんの人と繋がっていることが大切になってくると思います。その意味でも、親の会の活動、特に本人が参加する活動の重要性が見えてきます。(牛丸代表)